授業内容
\(\;\) 数や文字を長方形の形に並べたものを行列と呼びます。例えば
$$ \begin{bmatrix} 1&0&-1 \\ 3&0&2 \end{bmatrix} \quad \quad \begin{bmatrix} 1&2&3 \\ 2&a&b \\ 3&b&a \end{bmatrix} $$
は行列です。左上の行列は行(=行列の横の並び)が2本、列(=縦の並び)が3本からなるので、\( 2\times 3 \) 型行列 , また右上の行列は行が3本、列も3本なので\( 3\times 3 \) 型の行列 と言います。線形代数の前半では、このような行列の性質について調べていきます。今回の授業ノートでは行列の基本的な用語について、例を交えながら説明します。
キーワード: 行列 、数ベクトル、クロネッカーのデルタ、転置行列、対称行列、交代行列
授業ノート
関連する授業ノート一覧
参考文献
[1] 石井園子, 「やさしく学べる線形代数」, 共立出版
[2] 加藤文元, 「チャート式シリーズ 線形代数」, 数研出版
[3] 三宅敏恒,「線形代数」, 培風館