授業内容

    \(\;\) 連立1次方程式

    $$\begin{cases} 2x+y=5 \\[5pt] x-4y=7 \end{cases} $$

    に対して、その各係数を取り出してできる行列

    $$\left[\begin{array}{cc:c} 2&1&5\\1&-4&7 \end{array}\right]$$

    拡大係数行列 と呼びます。この行列に対して、基本変形と呼ばれる操作を繰り返すことで、もとの連立1次方程式の解を得ることができます。このような連立1次方程式の解法のことを 掃き出し法 と呼びます。今回は掃き出し法の基本事項について具体例を交えながら解説します。

    キーワード: 連立1次方程式 、係数拡大行列 、掃き出し法 、基本変形

    授業ノート

    関連する授業ノート

    [1] 線形代数の授業ノート一覧
    [2] 行列と数ベクトル (線形代数)

    参考文献

    [1] 石井園子, 「やさしく学べる線形代数」, 共立出版
    [2] 加藤文元, 「チャート式シリーズ 線形代数」, 数研出版
    [3] 三宅敏恒,「線形代数」, 培風館