前回は、数ベクトル空間 \(\mathbb{R}^n\) と多項式ベクトル空間 \(\;\mathbb{R}[x]_n\) および その部分空間について紹介し、それぞれの部分集合が部分空間かどうかの判定問題を考えました。今回はより一般的に、「(抽象) ベクトル空間 」とその部分ベクトル空間について定義し、数ベクトル空間や多項式ベクトル空間がその例になっていることを確かめます。
キーワード: 抽象ベクトル空間、部分空間
\(\;\)関連する授業ノート
参考文献
[1] 石井園子, 「やさしく学べる線形代数」, 共立出版
[2] 上野 喜三雄, 「線型代数の基礎」、内田老鶴圃
[3] 加藤文元, 「チャート式シリーズ 線形代数」, 数研出版
[4] 三宅敏恒,「線形代数」, 培風館