授業内容
前回は行列式の行の基本変形について説明し、\( 4 \) 次以上の行列式の計算についてみました。今回はまず、行列式の列の基本変形について考えます。また後半では、正方行列 \( A, \; B \) に対して、行列式と行列の積が可換であること、つまり、
$$\det (AB)=\det(A)\det(B)$$
が成り立つことをみます。この性質は行列の理論的な議論において頻繁に用いられる重要なものです。
キーワード: 行列式 、行列式の性質
授業ノート
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参考文献
[1] 石井園子, 「やさしく学べる線形代数」, 共立出版
[2] 加藤文元, 「チャート式シリーズ 線形代数」, 数研出版
[3] 三宅敏恒,「線形代数」, 培風館